【こどもの手が届かない場所】具体的な高さは?

『キケンな物は、こどもの手が届かない所に置きましょう』とよく言われますが、具体的にはどこでしょうか?

多くの人が『こどもが触れないほど高いところ』をイメージすると思います。

何センチくらいあれば届かないでしょうか?

台やイスによじ登ったらどうでしょうか?

こどもの行動寸法は、成長や発達によって変化します。

ここでは年齢別にその範囲を説明していきます。

ひろ先生(小児科医パパ)

年齢別に検証したデータがあるよ!

目次

台上で、こどもの手が届く範囲

机など、台上でこどもの手が届く範囲は、「台の高さと奥行き」を足した長さです。

ひろ先生(小児科医パパ)

台の高さと、腕の長さも考える必要があるね

年齢手が届く範囲=台の高さ+奥行き
1歳児約90㎝
2歳児約110㎝
3歳児約120㎝
参考:NPO法人 Safety Kids Japan https://safekidsjapan.org/

1歳児では約90cm、2歳児では約110cm、3歳児では約120cmです。

これを目安に、キケンなものは高く奥行きがある場所に置く必要があります。

また、コードに足をひっかけてケトルなどの電化製品を倒すケースもあるので、高い位置にあるコンセントにつなぐことも安全対策になります。

乗り越えられる台の高さ

イスや小さな台によじ登る力も、年齢とともに高くなります。

年齢乗り越えられる高さ(平均)乗り越えられる高さ(max)
4歳児約70㎝85㎝
5歳児約85㎝100㎝
6歳児約95㎝110㎝
7歳児約100㎝110㎝
参考:子どものからだ図鑑
めぇ(ママ)

うちでは1歳すぎたころから、ベッドやイスによじ登るようになったね

ひろ先生(小児科医パパ)

高いところに置いていても、何かを踏み台にすることも想定する必要があるね

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この記事を書いた人

放射線科医。
小児科医の夫と、男児2人の子育て中。
好きなものは猫、コーヒー。

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